通常、純金よりもプラチナのほうが希少価値が高く、価格もそれに比例してきましたが、2015年1月から現時点までプラチナ価格が金価格を下回る現象が起こっています。
さらに最近はその下げ幅が大きくなり、プラチナと金の値段が昔に比べると逆転現象になっています。

2015年12月3日時点の金価格は「1g=4.471円」、プラチナ価格は「1g=3.530円」です。
ただし、この逆転現象はそこまで珍しくありません。
過去、2011年10月~2012年2月、2012年4月~12月なども、金価格がプラチナ価格を上回っています。 今回、金価格の上昇とプラチナ価格の下落は、過去の事例と似ていて景気動向が要因という事です。
自動車触媒と並ぶプラチナの重要な需要である宝飾需要の約8割が中国だと言われています。その中国の需要が不調であるという事も大きな値下がり要因という事です。
それと、工業需要の減少という事ですね。プラチナは自動車やパソコンなどに使用されているため、仮に自動車などの売れ行きが悪化すると、直接プラチナの需要が減っていき、プラチナ価格は下がります。

金・プラチナ

とにかく、これほどまでに金に比べて、プラチナが低迷しているのはどうもしっくりきません。
お店の会員ランク制度にしても、プラチナ会員というランクがあり、シルバー会員の上が ゴールド会員で、さらにその上がプラチナ会員という事になっていますので、このままだと変な感じになってしまいますね。
とにかくプラチナは、金とより高くなってほしいものです。

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