加古川 ブランド高価買取 ブランド品や高級時計、貴金属や宝石の買取専門店 ノースプラザ

ノースプラザは、加古川市内に店舗を構え、貴金属買取を行っております。いらなくなったブランド品やアクセサリーがございましたら、ぜひお持ちください。今回は指輪の歴史についてご説明します。歴史を知ることで、財産価値の高さに気づくかもしれません。

指輪は、今やおしゃれアイテムとしてはもちろん、プロポーズや結婚式などのおめでたい儀式の一部として定着している装身具です。ところが指輪の起源をさかのぼってみると、今とは違った目的で使用されていたことがわかります。

そもそも指輪は、護符や魔除けとしての利用が始まりとされており、麻や葦などの植物で結び目を作り、体の一部に巻きつける風習から始まったと考えられていました。

その後は魔除けとしてだけでなく、身分や地位・婚約・既婚の証として利用されるようになったとされています。結婚式で指輪を最初に利用したのは、古代エジプトの人たちとも言われており、紀元前3000年頃の古代エジプトの遺跡や出土品の中から、金や銀で作られた指輪が発見されています。

古代エジプト以降、指輪を使用する文化は古代ローマや古代ギリシャで広がっていきました。ヨーロッパにおいては、権威の象徴や祈願を目的として、指輪を使用するようになりました。

婚約指輪を贈る習慣や結婚指輪として使用するようになった原点は、古代ローマ時代に始まったとされています。しかし、当時の結婚は家と家が結ぶ契約の意味が強く、男性側の家が女性側の家に契約の証として指輪を贈る風習があったようです。

アジア圏の中でも中国では、起源こそ明らかにされていませんが、紀元前にはすでに指輪が存在していたとされています。中国語で指輪は「戒指」と表記しますが、「まちがいを起こさないように注意する」という意味です。戒指は、男性の場合は権力の証として、女性の場合は装身具として使用されていました。

また、日本では縄文時代頃から指輪が存在し、呪術的な意味でシャーマンが身につける他、埋葬時の副葬品として利用していたようです。明治時代の後半に入ると、キリスト教の結婚式の広まりと共に少しずつ指輪のニーズが高まっていきました。大正時代以降、結婚指輪を身につけるという習慣が定着したとされています。